槿と夾竹桃を描きました。
先日まで、むくげ(槿)が満開でしたが、暑さに負けたのか、
花が次々落ちてしまいました。
何とか生き残っているものをモチーフにしました。
まだつぼみがたくさんありますから、今後も描く機会はあると思います。
はじめに形をとります。F4のキャンバスに描いています。
イエローオーカー(黄土色)で形をとっています。
花の部分が一筆書きのようになっています。
この上に色をのせるときに、イエローオーカーが残っていると
花が濁ってしまうため、なるべく絵の具が少なくて済むように描いています。
バックをおおばっぱに塗って、色を全体に載せていきます。
バックにすこし透明感があるように修正して、葉を大きく元気のよい感じにしています。
花が説明的にならなくて、うまくいきました。
もう一つの槿です。
こちらはSM(サムホール)のキャンバスに描いています。
大雑把に形をとります。
槿の色が濁らないように、この場合も気を使います。
こちらは、花びらがやや厚塗りになりました。
槿は油絵で描くには、かなり難しい花のようです。
こちらは夾竹桃です。
まずF4のキャンバスで描いたものから。
形をとっていきます。
花と葉の色をはじめから分けて描いています。
ぼんやりしているところを徐々にはっきりさせていきます。
花をどうしたらよいのか、悩むところです。
花の輪郭を強調していますが、それがよかったのかどうか微妙です。
なかなか悩ましいところです。しかしいいモチーフだと思います。
夾竹桃がもうしばらく咲いているなら、再挑戦したい花です。
こちらはSMのキャンバスで描いています。
花に焦点を絞っています。
バックは全体的に緑というイメージで絵を作るようです。
主要な歯を描いて、こちらも花の輪郭が少しうるさい感じかもしれません。
実際の花びらを見ると、わりあい輪郭がはっきりしているので、
それに影響されているのかもしれないです。
暑い日でした。しばらくこんな調子なのでしょうか。
いささか参りますね。
どうぞ皆様ご自愛くださいませ。
次回は、目崎一登先生のご指導の予定です。