9月23日の教室から:静物と石膏

目崎一登先生のご指導でした。

 

果物をモチーフに。

こちらは早生ミカン。絵を描く代わりに皆で味見。

 

こちらは真面目に、SMのキャンバスに描きました。

 

微妙な出来です。

上からの視点で描いたので、かなり難しいアングルになりました。

色はいい感じです。

しかしシンプルなモチーフは簡単でないことを思い知らされます。

 

こちらも真面目に、SMのキャンバスに描きましたが、微妙です。

あえて上からの視点にならないように注意はしています。

しかし色がチューブの色そのものに近いのが妙です。

まだ一回で仕上げられないのかもしれません。

乾いてから手を入れていかないと、居心地がよくない感じがします。

 

ここからは修正です。F4のキャンバスに描いています。

ここまで来ると作品という感じがします。

テーブルが難しいですね。

色の明るさとともに、影をどうつけていくか。

影が上手につけられないと、物が置かれた感じがしなくなったり、

影がテーブルと分離してしまいます。

この点を先生からよく指摘されますが、簡単にいきません。

次回、もうすこし手を入れたら完成でしょうか。

 

こちらも手直しです。F6のキャンバスに描いています。

もうよいのかもしれません。やはり影の問題があると思います。

影が上手につかないと、テーブルに置かれた感じでなく、浮いた感じになります。

むずかしいことですが、白い皿が、少し浮いている感じもします。

接触した細い領域の濃い影と、その周辺に広がるグラデーションをどうするか。

先生がよくおっしゃる通り、やってみないとわからないところがありそうです。

 

F6の作品です。完成と思ったら、ナスのヘタ汚れ事件が起きて修正です。

前より明らかによくなりました。完成かもしれません。

次回、乾いたものを見ないとわかりませんが。

 

こちらもF6です。

なかなかいい感じですが、あんがい難しい絵になっています。

個々の果物の完成度が高くなると、バックが気になってきます。

あるいはブリキの形が気になって来るかもしれません。

もう一度冷静に見て、どう直すかは次回のお楽しみ…でしょうか。

 

F4のキャンバスです。

モチーフのビンが何とも言えないシンプルな感じで、とてもよいです。

その前に落ち葉をおいた構図はピタッと決まりました。

むずかしい題材ですが、次回もう少し手を入れれば完成かもしれません。

バックをもっと濃くするのかどうか、ビンをどう修正するか…など楽しみです。

 

最近疲れ気味の石膏組です。

適当にごまかして、何とかなっているように見せたものの、

最初のズレを修正しきれずに、ギブアップとなりました。

何度も修正するうち、木炭が消えなくなってきましました。

先生がおっしゃることは基本中の基本のことでした。

最初にきちんと形を取らないと、あとでの修正は無理だということです。

 

影のつけ方がなかなかうまくいかなくて、こちらも今回で終わりになりました。

なるべく直線で立体をとらえていくようにとのご指導でしたが、簡単にいきません。

影が線そのもののようになってしまって、立体が捉えられずにいます。

 

石膏に関して、先生から描く枚数がまだ足りていないというお話がありました。

まだ形さえうまく取れずにいます。もう少し時間がかかるかもしれません。

 

暑さのピークも過ぎたようですね。

日に日に秋の気配になってきているようです。

どうぞ、皆さまお元気にお過ごしくださいませ。

次回も目崎一登先生のご指導の予定です。

またよろしくお願いいたします。